四川大地震と建物

四川大地震の被害は想像以上ですね。心よりお見舞い申し上げます。これからも大変でしょうが、がんばりましょう。
でも、本当に対岸の火事では有りませんよね。日本も。

メール友達に、中国の方がいるんですが、メールをしても返事が返って来ません。
中国からブログを見てくれていて、時々ですが、たどたどしい日本語でメールをくれるんです。
心配です。

地震と建物と人間の命はリンクしているんだと、より一層痛感させられました。

今まで、RC、SRC造の小中高の学校、RCの集合住宅などを、現場代理人等で沢山工事の責任者として携わって来ました。
何十年経っても、実は大きな地震がおきるたびに、やはり気に賭けるんです。
その大小工事の、ひとつ一つが見えない形で肩に乗っかって来ているんです。(恐らく死ぬまで)

あの四川の、建物の壊れ方を画面で見ていて思うのですが、現場管理された方と関わった会社と関連する人々は、どう感じてるんでしょうか。知識を持った専門家なら、ある程度予測されていたと思いますよ。

建物は、造り方によっては、快適な家族を守るシェルターにも、襲いかかる凶器にも成るんですよね。