写真はレンガ造りの小屋と、雨ざらしのある集会所入口の檜材の門柱です。
な〜〜んだ、古臭いだけの建物じゃないかと、思わないでください。
レンガ造りの小屋はランプ小屋と呼ばれた旧国鉄の駅にあった建物です。
築約130年です。また、雨ざらしの檜柱はそれ以上経っているようです。そしてこの集会所は現役です。
立派で有名な大昔の建物は、何百年も持たせる目的で物凄い費用と手間隙を掛けて造ってあり、維持管理も十分されています。当然建物は長持ちしますよね。
写真の2つの建て物は、今まで現存してきたからこそ多少維持管理をしてもらっているんだと思います。
レンガ小屋の場合、当時の国鉄で最初の物件だったんでレンガ職人さんがより丁寧に施工されたんでしょうね。
そして、集会所は大工さんが採算を度返しにして地元の為に、心のこもった仕事をしたんでしょうね。
二つとも想像ですが(苦笑)、そんなに高価な建物でもないんですが、心のこもった丁寧な仕事だから今まで現存しているんだと思いますよ。
一般の住宅ではそこまで極端な差は無いにしても、坪単価の違いとは別に、施工精度と品質の差が長持ちの良否を左右するんだと思います。