また耐震偽装!

 前回の耐震偽装問題で完了と思われたのですがまたまた出ました、同じ一級建築士として大変悲しく、情けない思いがします。

 ひとつ言えるのは、日本の特に建設関連の専門分野はほとんどチェック機能が作動していない、していても深い内容まで確認できるシステムになっていないのです。

住宅を例に挙げますと、現在、ある国公認の検査機構(住宅の要所の検査と保証を行う)は、一部知る限りでは当該検査をほとんど建築経験の無いおばさん或いはおじさんが1軒2千数百円で少しの研修を受けてされています。

決してその方たちの仕事をどうこう言うつもりはありませんが、結局昔となんら変わる事の無い、根底に利権の臭いがするのは小生のかんぐりでしょうか。