安全に品質の良い建物を造る事

yacip2008-11-09

安全に品質の良い建物を造る事、それはすべての人にとって幸福な事ですよね。

工事中、最も労働災害の多いのは、建物の棟上中途とその後しばらくの間が、残念ながら飛びぬけて高い確率で起こっているんです。(墜落転落など)
工事中の大きな事故は、起こした本人、家族、係わる関係者、そして施主に至るまで本当に不幸な事態になるのは言うまでもありません。

品質の不良な工事も、関係するすべての人が不幸な事態になるのは同じ事です。
良い建物を造る場合と、まったくその反対の場合とでは天と地ほどの差ですよね。
施主にとっては言葉で言い表せないほどの精神的苦痛が残ります。


でも被害を被るのは決して施主だけではありません。
その後の改善に要する膨大な手間と費用、信頼信用の目に見えない大きな損失など。

上記の二つは、いずれも工事に係わる関係者の認識の差で、発生する確率が大きく異なります。


安全に品質の良い工事を終える事は、みんなに達成感と満足感を残し、技術と労力に見合う代価を受け、施主は夢の空間を手にし、すべてが万々歳ですよね。

これから年末年始を迎える時期です。
安全に良い建物が無理なく完成していく事を願います。